2011年3月11日に発生した日本大震災の犠牲になられた方々に対して謹んで哀悼の意を表します。また、被災されている多くの方々に対して心からお見舞い申し上げます。
近年は、精神疾患により医療機関にかかっている患者数が大幅に増加し、2008年には323万人にのぼっています。厚生労働省からは入院治療から外来治療へと改革ビジョンを提供し、地域移行支援の強化や精神科救急医療の整備が急務とされ、それに伴う多種多様な医療体制を求められるようになっています。
精神科認定看護師制度は1995年に創設され、2011年4月1日現在の登録者が400名に達しました。精神科認定看護師は精神科領域において優れた看護実践力を求められると同時に、他の看護職や医療従事者に対して相談に応じ、協働して質の高い医療を提供する役割を担っています。その範囲は、病院の中のみならず地域からと多種多様です。新しく認定になられた方では、「どのように活動したらよいのか」「何から取りかかればよいのか」関心が高いのではないでしょうか。
精神科認定看護師の会は、会員の活動内容を紹介し情報の提供することで、院内外の活動を後押しする会として、1998年に発足し、13年が経過しました。今後も精神科認定看護師の知識・技術の向上と実績を集積し、多様なこころの問題に対応する精神科看護師の能力を高めていきたいと考えています。
そして社会の皆様にこの資格の必要性と重要性を理解していただけるよう、幅広い活動を実践していきたいと思います。私達は、臨床や地域の医療従事者がこころの問題に直面している皆様のために取り組んでおられる活動を支えることができ、患者様だけでなく様々な医療従事者のお力になれるよう自己研鑽してまいります。
また、多くの方のご理解とご協力によってこの会は成り立っています。会員及び医療関係者の皆様のお力をお借りすることもあるかと思いますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。